サックスを吹かれている皆さんは日々「音を良くしたい」「楽器をもっと鳴らしたい」とお悩みではないでしょうか。私も常日頃からサウンドのことは頭から離れませんが、つい最近すごい商品と出会いましたので、ぜひみなさんにもご紹介したいと思い記事を書きます。
今回はサックスのサウンドを改善するコルクグリス「La Tromba(ラ・トロンバ)」のご紹介です。サウンドの改善に「グリス?」と思われるかもしれません。サックスのサウンド改善というと、ヤナギサワの「Yany booster」やネックとマウスピースをつなぐ金属製品「リーフレック」など、いわゆる「パーツ」の類がほとんどですよね。しかもお金もそれなりにかかります。でもLa Trombaは約800円!私自身も試してみてその効果にビックリでした。
ではさっそく、サックスのコルクグリス「LaTromba」のご紹介です。
1.La Trombaラ・トロンバとは
スイスのLa Tromba社のスライド・コルクグリスです。トロンボーンのスライドグリスとして使えるほか、サックスのコルクグリスとして素晴らしい効果を発揮します。
商品の特徴としては「錆や摩耗に強く、粒子がきめ細かい。」「グリスの伸びがよく、管の機密を保ちながら・・」などと記載されており、品質の高さがうかがえます。なによりサックス奏者の私にとっては「気密を保ちながら」がキラーワードで、一瞬でポチってしまいました。
2.実際に使ってみた
こちらはアマゾンの商品紹介ページです。商品の評価を見ていただくと一目瞭然ですが、とても評価が高いです。また評価についてはしっかりとコメントがついていて、とても信憑性の高さがうかがえます。「サウンドが変わった!」という声も多かったです。
サックスは、タンポのケアの重要性が高く「気密性」がサウンドのキモといっても過言ではありません。ほんの数ミクロンの隙間であってもサウンドを損なってしまいます。そのためマウスピースはネックに対して少しきつめ(口径が少し狭め)が良いのですが、その場合はマウスピースを差しこむのに一苦労です。
私はビーチラーのメタル7番のマウスピースを使っています。このマウスピースは口径が細いためマウスピースの差し込みに苦労しておりましたが、驚くほどスムーズになりました。この状態であれば、マウスピースとネックとの気密性がしっかり確保され、リードの鳴りがロスなく管体に入っていく状況です。
また、マウスピースの差し込みがスムーズに運ぶことは、ネックに不要な力がかからないことになりますので、楽器の安全が確保できます。
3.La Tromba使用によるサックスのサウンド変化
この状態で早速演奏してみましたが、やはり楽器の鳴りが増したように思います。また楽器の反応もよくなり、演奏中のストレスがかなり減ったと思います。
また、Yany boosterやリーフレックと違い、金属パーツを装着するわけではないので、サックスの重量に変化がなく、演奏する際の負荷がかからないのも大きなメリットだと思います。(金属パーツは重くなる分、それだけ吹きこなす息の量が必要)
ということでLa Trombaのコルクグリスを紹介しました。
はっきり言ってこれは「買い」の商品だと思います。800円で割と長持ちしますし、サウンド改善にもつながるという超コスパがよい商品だと思います。みなさまも一度お試しください。